加齢万歳?
こんにちは。mariadaです。
先日、昨年のフラメンコおさらい会のDVDをもらいました。
なんだか、面白くて何度も観ています。
今まで何度か発表会やライブに出てそのDVDを何本か持っているけれど、今回のように何度も自分の踊りを観る、というのは初めてのこと。
だって、自分の踊りなんて恐ろしいくらいに気持ち悪いし、恥ずかしいから。
いつも一生懸命練習しても本番は何かしらの失敗があるし全然踊れなかった…と落ち込むし、なんでもっと練習しなかったんだろう…と後悔するので、DVDなんてもらっても全然観る気になれなくて・・・
でも今回は先週DVDをもらってからもう何度観ただろ?という感じ。
私は自分の踊りを観た人が笑顔になれるような踊りがしたい、と常々思っているので、今回の踊りはそんな思いにピッタリの曲。
自分でも踊りを楽しめたし、その自分の踊りをDVDで観て自分が笑顔になってしまった。
自分の踊りを観て自分が笑顔になって、ってバカみたい…
だけどある意味、私は自分の目標を達成できたのではいかと満足しちゃってます。
なぜ、そんな風に自分の踊りが観られるようになったんだろう?
それは我が子のお遊戯会を観るような感覚に似ているのかもしれない。
よく頑張ったねmariadaさん、みたいな。
「よく頑張ったね自分」ではないところがポイント。
これは今回の件で気付いたことですが、年齢を重ねたことで自分を客観視できるようになったということです。
あくまでも踊っているのは自分から離れたmariadaさんで、私はお客さんとして自分の踊りを観ているので、気持ち悪くないし恥ずかしくもない、ということ。
こうして、自分から離れて自分を客観視できるようになれたことはすごい成長です。
また、俯瞰して自分を見ることも出来るので、自分が今どんな位置にいて、どこへ進んでいて、どうしたいのかもなんとなく見えてきたような。。。
若い頃はそんな風に自分を客観的にみたり、自分の環境を俯瞰してみるなんてことなんてできなかったから、色んなことで傷ついたし悩んだし、人生は迷路のような感じでいつも迷子になって、出口が全然分からなかった。
だから年齢を重ねたことで、自分を客観的にみて、自分を取り巻く環境を俯瞰してみることができるようになったことで、人生はよりイージーモードで進んでいくような気がします。
自分の踊りを観て楽しむなんて、そんなあり得ないことがおこるように、他にももっと今まで楽しめなかったことが楽しめるようになりそうです。
「老い」というマイナスも良い結果をもたらす、ということを肌身に感じられ、まさに加齢万歳!と言えましょう🎶
若い人達に年を取るって素敵なことだよ、と伝えられたらいいな(*'▽')
【今日のGracias】
昨日、入院していた母が退院出来ました。たくさんお世話になった先生や看護師さんをはじめ、病院の方々へ感謝いたします。ありがとうございました。