子が親にしてあげられる唯一のこととは?
こんにちは。mariadaです。
昨夜遅く母から電話がありました。
夜に電話が来るは珍しいので「何事か!」と急いで出たら、私がAmazonで注文してあげた天然水が届いた、とのこと。
たわいもない、夜遅くに報告するようなことでもない話しです。
80歳という高齢で一人暮らし。
会話の相手もいなく寂しくての電話だったかもしれません。
その後もさらにたわいない話が延々と30分程以上続きました。
少し認知機能も落ちてきているのか、話のかみ合わないことや、こっちの話が理解できていないようなところもあります。
また、ポジティブな話は全くありません。
足が痛くて歩けない、胸が苦しくて動けない、買い物にも行けない、毎日ぼうっとテレビを観ている、もう死んでもいい…などなど。
予定と言えば病院だけ。
聞いているこっちがどんよりしてくる内容ばかりでした。
以前から勧めているデイサービスを昨日も勧めてみましたが、行きたくないとのこと。
母は数年前父が亡くなってから糖尿病を患い、昨年心臓を患いステントを入れているので、足のむくみや息苦しさは多少あるのは仕方ありません。
今まで寝たきりとならぬよう、何度もウォーキングを勧めたり、公民館などでやっている高齢者向けの体操教室や歌の教室を勧めたりしてきました。
ボケ防止にプレゼントした塗り絵や折り紙も少し手をつけては目が見えないからとやらずじまい。
母の為、良かれと思ってしてあげることは母にとっては迷惑なこと。
それは十分に分かっていますが、少しでも健康寿命を延ばしてほしい。
歩けなくなってから、動けなくなってからでは、してあげられることも限られてしまいます。
そうならないためにアンチエイジングを勧めてきましたが、残念ながら母は老いをそのままに受け止めて抗うことをしませんでした。
でも、世の中には80歳でも90歳でも元気な方はたくさんいますね☟
もう凄すぎて、言葉もありません。
瀧島未香さんは65歳で運動を始めて、87歳でインストラクターデビューされたそうです。
他にも53歳で単身アメリカの大学院へ留学、63歳でシニアダンスチームを結成し、85歳の今でも現役のチアリーダー滝野文恵さん☟
また、友人に誘われて面白そうだと77歳の時にDJ学校に通い始め「最高齢のプロフェッショナル・クラブDJ」としてギネスに認定された岩室澄子さん。
認定時の年齢は83歳です☟
人はいくつになっても何でも出来ることを証明してくれている方達ですね。
こんな方達と母を比べてしまうと、もっとどんよりしてしまいますが、それも母にとっては迷惑な話でしょう。
何をやるのかは個人の自由。
また「やらない」という選択も自由です。
いくつになっても生き生きハツラツと生きることが望ましいのは確かですが、そうではない母を責めることなど出来ません。
上に挙げた方達と母を比べるのは、自分の子供を他人の子供と比べるのと同じだな、、、と思いました。
「90歳でも元気いっぱいの人がいるのに、何で私の母は…」
成長の早さを他人の子供と比べては一喜一憂していたのを思い出しました。
他人の子供と自分の子供を比べるなんて意味のないこと。
それを今度は母にしてしまっていることに気づき反省です。
親が子にしてあげられる唯一のことは名前を付けること、
そして子が親にしてあげられることは、親に楽をさせないことだ、というのを本で読んでことがあります。
子供が助けてくれないと分かれば、親は老いてはいられない、と思うそうです。
母からネガティブなことを聞いても、イライラしたり落ち込んだりせずに温かく見守り手助けしない、という事が母にしてあげられる唯一のことかもしれません。
でも、私は。。。
タキミカさんを目標にいくつになってもハツラツと健康寿命を延ばすことを目標にしたいと思います(*'▽')
【今日のGracias】
昨日は同僚のsueさんにカフェで仕事の悩みを聞いてもらいました。おしゃべりしている時間はあっという間。でも悩みを聞いてもらいスッキリ。楽しかったな🎶