次世代のために働き、アンチエイジング?
こんにちは。mariadaです。
先日ふと、もし孫が出来てその子が「留学したい」なんて言ったら援助してあげたいな、なんてことを考えました。
孫が出来る予定などないのですが・・・
孫が何かを始めたいと思った時に、お金がなくて出来ないという事態は避けさせてあげたい。
「親が子供にしてあげられる唯一のことは子供の成長を助ける環境を整えてあげること」ということを私は子育てが終わった後に気付きました。
自分が子育てをしている時は子供に勉強をさせることばかり考え、とにかく子供を大学に入れて立派な社会人にしなくては!という考えに捉われていました。
子供が本当は何がしたかったのか、何に興味があったのか、気づいてあげられなかったような気がします。
そんな罪悪感もあり、孫にはその子が自分の好きなように成長する環境を整えてあげたい、そんなことをあてもなく考えました。
そのためには長く長く働き、稼いだお金を子育てに役立ててほしい、と思っています。
以前は老後は仕事を辞めて自分の好きなことをして暮らしたい、と思っていましたが今はとにかくずっとずっと働きたい。
65歳までが70歳になり、今では80歳まで働きたい!と考えています。
80歳まで!と考えたのは実際義母の妹さんが80歳でバリバリと働いているから。
タクシー会社の経理として長年働き続け、今もその会社から辞めないでほしい、と言われ働き続けています。
80歳でも、経理という頭を使う仕事をすることが可能なんですね。
素晴らしすぎる!!!
ただ、
「何歳まで働くのか」を考えても意味がない
何歳まで働くべきなのか。これはよくある問いかけです。しかし人間は動物ですから、「何歳まで働く」とあらかじめ決めておくのは全くもってナンセンスです。動物と同じように、朝起きて元気だったらそのまま仕事に行けばいいし、しんどくなったら仕事を辞めればいいだけの話です。
そのように教えてくれたのはこちらの本☟
旦那さんが今年還暦なので、以前から読みたいと思っていた本です。
今朝から読み始めてまだ読んでいる途中ですが、もう目から鱗の話がたくさんです。
確かに私がいくら80歳まで働く!と鼻息荒くしたところで、健康な体と働く場所がなければ無理な話。
定年制度や年金問題など、高齢化社会における問題を深く考えさせられる本で、老後をどう生きるべきか、しっかりと読み込みたい1冊になりそうです。
そして、私がふと考えた思いが間違っていないと思えた部分もありました。
われわれ老人は子育てを支援し、若者が子供を作りたくなる環境を整備する。身体も脳も良く使い、自立した生活をして老化を遅らせ、必要になったら互いに介護につとめ、医療費・介護費を少なくし、そうすることにより、できるだけ次世代の足を引っ張らないようにする。
生物学的な観点から生殖活動で子孫を残すことが極めて大きな意味を持つことを踏まえ、老後においてもその生殖活動に意味を見つける。
といってもなまなましい生殖活動ができないのが老いというもの。そこで、
直接的な生殖活動ができなくても、次世代のために働くことーこれが広い意味での生殖活動との考えに深く共感しました。
そして、50人の医師が一人の例外もなく「健康寿命を伸ばすには働くことが一番」と回答しているという点にも共感。
時にはストレスを抱え、嫌な思いをすることもあるけれど、働き続けることが一番のアンチエイジングであることは間違いありません。
次世代のため、そして若々しくいるためにも仕事頑張らなくては(*'▽')
【今日のGracias】
28日が誕生日だったので、昨日、義母がお祝いで大好きなお寿司をご馳走してくれました。ありがとうございます。